静岡と被災地つなぐガーベラ…花言葉は「希望」 3.11前に贈る600本「命ある限りは続けるつもりでいます」
海野悟章さん:「また来年も頼むねって言われて、そうですねって。それがずっと続いているんですよね」
このガーベラが静岡と被災地をつないできました。海野悟章さんと、妻の好美さん。震災の翌年から毎年、被災地へと無償でガーベラを贈ってきました。
海野悟章さん:「3.11の前にだいたい1カ所200本ずつ。3カ所ですから600本(送っている)。ちょっとした心の癒やしになれば私どももありがたい」
きっかけは、娘の一言でした。
海野悟章さん:「(娘の)「お父さん、ガーベラの花を送ろうよ」という話から始まった。ちょうどテレビで、「花は咲く」というのが出たのもきっかけだったんですよ」
送り先は、静岡市が支援していた岩手県山田町の小学校。ガーベラを受け取った子どもの母親との交流も生まれました。
海野好美さん:「花で元気をもらったっていうお手紙でね。切なくなりました。(手紙が届いたのが)母の日だったね。母の日にまた花を贈りました」
当初は、“子どもたちが卒業するまでの6年間”の予定でした。ただ、被災地でボランティア活動に参加したこともあって、最初にガーベラを送った小学校が6年前に閉校してからも、交流を続けています。今年も宮城県に600本のガーベラを届けました。
花を受け取った宮城県東松島市あおい地区会 小野竹一会長:「(交流は)7~8年ぐらい。震災後たくさんの方が色々なボランティアや支援でこちらに来ているんですけど、こうやってずっと続いているのは少なくなってきているんですよね。震災から15年経ってもこうやって続いているのはありがたい」
ガーベラの花言葉は、「希望」。被災地とのつながりは、これからも続いていきます。
海野悟章さん:「命がある限りは続けるつもりでいます」