秋の味覚モクズガニ漁…中国で珍重されるシャンハイガニの仲間 静岡・河津町
静岡県河津町の秋の味覚・モクズガニ漁が河津川で始まっています。
モクズガニ漁は蟹籠(かにかご)と呼ばれるわなを使って行われます。この日の漁では大きいもので全長3センチほどのモクズガニが何匹も入っていました。漁協の組合員でなくても、入漁料などを払えばモクズガニ漁ができます。漁協では資源保護のため、甲羅の大きさが5センチ未満のものは放流するようにしているということです。
河津町では「ズガニ」と呼ばれるモクズガニは、中国で珍重されるシャンハイガニの仲間で、姿茹でや炊き込みご飯のほか、殻ごとすり潰してだし汁に入れ、これをこした濃厚なカニ汁が地元伝統の味です。ズガニ料理は河津町の3軒の民宿で12月28日まで味わえます。