「南海トラフ地震」関心高いものの…食料や水の備蓄が「7日分以上ある」割合は10ポイント以上下がる
南海トラフ地震について関心がある県民の割合は高まったものの、備蓄をしている割合は下がったことが、静岡県の調査で分かりました。
この調査は県民の防災意識を調べるため、2年に1度行われ、県が11日、結果を発表しました。それによりますと、大規模地震に「関心がある」と答えた人は95.7%、南海トラフ地震の臨時情報を「知っている」人は26.4%と、それぞれ前回から上昇。一方、食料や水の備蓄が「7日分以上ある」という割合は10ポイント以上下がりました。
新たな質問の『津波に対する行動』では、「揺れが収まったら直ちに避難する」が52・1%だった一方、「どう行動したらよいかわからない」という人も3.7%いました。
県は「情報発信を工夫し、効果的に啓発していきたい」としています。