11日に続き静岡県に「熱中症警戒アラート」静岡市は3日連続猛暑日7月としては26年ぶり
静岡県内には11日に続き熱中症警戒アラートが出されました。静岡市では26年ぶりとなる3日連続の猛暑日を記録し、熱中症で20人が搬送されました。袋井市の高齢女性が意識不明の重症となっています。
林輝彦アナウンサー 静岡・葵区:
「午後2時半の静岡市街地。上空にうっすら雲があるため、それほど強い日差しではないが、風がほとんどなく汗をじんわりかくような暑さ」
11日に続き、「熱中症警戒アラート」が出された静岡県内。
静岡市の最高気温は36.3℃。
3日連続の猛暑日となりました。
3日連続は7月としては26年ぶりです。
静岡市民:
「本当にもう倒れそう。きのうも暑いと思ったけど、きょうのほうが暑く感じる/朝起きたらとりあえずエアコンをすぐにつける」
県内3つの地点で猛暑日となり、6地点で今シーズンの最高気温を更新しました。
三島市
白鳥衛記者 三島市:
「正午過ぎの三島市内です。普段ですとこの辺り、サラリーマンや観光客でお昼時はにぎわうんですが、この暑さのせいか普段よりも歩行者の数は少なく感じます」
風に揺れるみしま風鈴が奏でる音色。
どことなく涼しさを感じさせてくれますが、その三島市でも最高気温が34.3℃と、猛暑日に迫る、暑い一日となりました。
風鈴づくりの作業場です。
気温は、炎天下の屋外を超える38℃。
作業をする職人の額にも、球のような汗が浮かんでいます。
窯の温度は1200℃。
この中でガラスを溶かし形づくっていきます。
日光陶器店 関根久雄さん:
「もう暑いのは当たり前で、暑さの中で涼しい思いをみんながしてくれれば。自分は暑くてもいいかな、と思いながらやっています」
県内では12日20人が熱中症の疑いで搬送されました。
その内、袋井市の96歳の女性が意識不明の重症。
そして、中等症が3人、軽症が16人でした。