静岡市季節外れの真夏日 今年71回目 1940年の統計開始以来過去最多
林輝彦アナウンサー:
「お昼前の静岡市役所の温度計は31度を差しています。気象台によると静岡市は午前中に真夏日になったということで、朝から厳しい暑さが続いています。なんと今年静岡市が真夏日になった回数はきょうで71回と観測史上過去最多になったんです」
朝から強い日差しが降り注ぐ静岡市内。
9月もすでに中旬ですが13日も季節外れの暑い1日になりました。
静岡地方気象台によると、静岡市は午前10時すぎに気温が30度を超え真夏日に。
13日日中の最高気温は32.6度となりました。
そして今年、静岡市で真夏日になったのはなんときょうで71回目。
1940年の統計開始以来、過去最多となりました。
静岡市民 20代と30代の姉妹:
「すごく暑くて眩しいです。9月なのにって感じです。早く涼しくなって欲しいです」
静岡市民 夫婦40代:
「毎日暑いっていうよりもだるい感じ」
Qエアコンはまだ使っている?
「そうですね。朝晩は涼しくなったんで使っていないが、日中は使っていますね」
Q電気代気になる?
「気にはなります。上がったなって感覚はありますね」
静岡市民 80代:
「電気代が高いからね。一時期ね。3万円くらいになった時があって 腰抜かしそうになった」
厳しい暑さが続く中で重くのしかかる電気代の高騰。
商店街の青果店では
静岡市の商店街にあるこちらの店でも対応に苦慮しています。
こちらは150年以上の歴史がある青果店「柿豊」
店主の西村さんは電気代を抑えるため様々な工夫をしています。
「柿豊」西村幸彦店主
「本来相当高くなってしまうと思うんですが節電に努めまして、電灯の明るさを落としたり。エアコンの調整ですとか、冷蔵庫関係ですね。そういったことを見直しまして。例年並みになんとか抑えています」
店内の電球をLEDに変えたり、店内の明るさを通常の6割程度にしたりするなどの節電を今年の春ごろから行い、電気代はなんとか去年と同じ程度になっているといいます。
去年と同じ様に電気を使用してしまうと、3割程電気代が上がってしまうため、店内が暗くなってしまうことなどをお客さんに理解してもらいながら、この夏を過ごしています。
「柿豊」西村幸彦店主:
「もうちょっと明るくしたいとか華やかにしたい。なんとか我慢して頑張ってやっています。経済行為なので、店をやっているというのは。ただ節電していってお店がダメになってしまうのは、本末転倒ですから、そういったことは考えていきます」
この後も厳しい暑さが続きそうです。
熱中症に十分お気を付けください。