法多山で「もみじまつり」開催 限定の金文字御朱印やあの名物を味わいに訪れてみては…
モミジやイチョウが境内を彩る
伊地健治アナウンサー:
「袋井市にある法多山尊永寺です。ここは境内におよそ1000本のもみじが植えられているのですが、ご覧ください、この木、半分くらい赤く色づいていますね。赤から緑にグラデーションになっている。とてもきれいです。その様子がちょうどこの池の水面に映っているんですね。一枚の絵画のようです。そしてさらに歩いていくと、ここにはイチョウの木があるんです。だいぶ大きいですね。葉っぱが落ちてきていますから、このあたりイチョウの葉の絨毯になっています。黄色いじゅうたんの上を歩きながら赤く染まったモミジを愛でることができるんですね」
袋井市にある法多山尊永寺では、現在、紅葉に合わせ「もみじまつり」が開催中。
至る所でモミジやイチョウが美しく境内を彩り、22日は平日にも関わらず、多くの観光客がモミジ狩りに訪れていました。
浜松市から:
「久しぶりにモミジを見に行こうかって。20年以上ぶりですね。良かったですね。きれいでしたね。色も赤いのと緑のと、まだこれからの黄色とか。すごく歩いてくるのが楽しかった」
ライトアップで昼とは違う景色も
法多山では、モミジの代表種「イロハモミジ」と、赤い色が特徴的な「ノムラモミジ」の2種類が楽しめます。
法多山尊永寺 笠原シャーロットさん:
「ノムラモミジは元々の色が赤黒いのが特徴で、紅葉の時期になると鮮やかな赤色になる。法多山のもみじは、まだ今は色づき始めで、来週末が一番のピーク。イチョウは今が一番の見頃となっていて、散り始めではあるので、ぜひお越しいただきたい」
Q.モミジが見頃のころにはイチョウの落葉が下にだいぶある?
モミジの木とイチョウの絨毯で一緒に撮っていただくとさらにきれいだと思う。」
「もみじまつり」の期間中は午後5時からライトアップも行われ、昼とはまた違った様子を見る事ができます。
和傘と紅葉のコラボも
伊地健治アナウンサー:
「本堂の建物の一部がなんと和傘アートのギャラリーになっているんです。見て下さい、こちらの空間、お寺ならではの建築の佇まい。そしてライティングされたこの40以上の和傘に包まれて、なんとも不思議な空間になっています。写真映えするということで、こちらも大変人気なんだそうです」
今年は紅葉と和の彩りを同時に味わってもらおうと境内に色とりどりの和傘を展示する「和傘アート」も開催されています(まつり期間中)。
散策したあとはやっぱり厄除だんご!
また、この法多山で紅葉と共に人気なのが、名物の「厄除だんご」。
外のイートインスペースでは紅葉を眺めながらお団子を楽しむことができます。
観光客(掛川市から):
Q.法多山はよく来る?
「団子が好きなのでたまに来る」
Qきょうの目当ては団子?紅葉?
「両方です」
今週土曜からは数量限定であんこの中に栗がたっぷり入った「栗だんご」も発売される予定です。
まばゆい…限定の御朱印
伊地健治アナウンサー:
「法多山を訪れる人たちに大変人気なのが、この御朱印です。紅葉のいまの時期は限定でモミジそしてイチョウのスタンプがあしらわれている。さらに夜の時間だけ限定というのがこの金文字の御朱印です」
紅葉の時期は、モミジやイチョウの柄が入った、秋限定の御朱印をもらうことができます。
さらに午後5時以降であれば金色の墨で書かれたライトアップ御朱印も…。
この御朱印を求めて、多い日には1日2000人以上が訪れることもあるといいます。
観光客(沼津から)
「あちこち行って(御朱印を)集めているので、欲しいなと思ってこれは絶対に買っていこうと思って。やっぱり紅葉のこれ(モミジやイチョウ)がでているのがいいなと思った」
秋限定の御朱印は来月11日まで、金文字御朱印はまつり期間中の来月4日までです。
(もみじまつり限定朱印 来月11日 午前8時半~午後4時半、ライトアップ限定朱印 来月4日 午後5時~午後8時45分)
法多山尊永寺 笠原シャーロットさん:
「今週末の土日にはたくさんの出店やワークショップなども行うので、紅葉とともにお団子などを食べて楽しんで見て楽しんで撮って楽しんで五感で法多山のもみじまつりを楽しんでいただきたいと思う」