台風15号で発生した土砂…清水港埋め立てに活用を検討 2030年代前半めどに海洋研究の施設や公園に 静岡市
静岡市は台風15号で発生した土砂の一部を、清水港の埋め立てに活用することを検討していると発表しました。
9月発生した台風15号の影響で、静岡市清水区では道路や河川、住宅などにおよそ40万立方メートルの土砂が流出しました。
市は、県と協議し、発生した土砂の一部を三保半島の先端近くに位置する清水港貝島地区の埋め立て作業への活用を検討していると発表しました。埋め立て作業の具体的な時期は未定ですが、土砂は一旦、近くにある中部電力所有の土地に無償で仮置きされることになり、すでに先週17日から受け入れが始まっています。
県はこの埋め立て地を、2030年代前半をめどに海洋研究のための施設や公園などの用地として活用する方針です。