静岡市の最高気温は全国1位の35.8℃ 3日連続の猛暑日に 6月の3日連続の猛暑日は観測史上初
26日の静岡市は6月の観測史上初となる3日連続の猛暑日となりました。最高気温は静岡で35.8℃と全国1位に。清水は35.2℃で全国2位となりました。
嶋田光希アナウンサー
「午後1時過ぎの広野海岸公園。強い日差しがジリジリ照り付けている。こちらには大きな船をモチーフにした遊具があるが暑さのためか子どもたちがいない。こちらにはステンレス製のすべり台がある。触ってみるとかなり熱くなっている。ずっと触っていられないほどの熱さ。置いておいた気温計は41.7℃を示している」
猛暑日の中、公園を訪れる人のお目当ては遊具ではなく・・・・
子ども:
「楽しい」
大阪府から:
「着替えないんですけどきょうは。動いて乾かしてもらいます」
Qきょうは水遊びをする予定ではなかった?
「ではないです。勝手に入っていて・・・(笑)」
気温が高く、ジメジメとしている県内。
昨夜は静岡市で気温が25℃を下回らず、今年初めての熱帯夜となりました。
そうした中で注意が必要なのが・・・
「梅雨型熱中症」
通常、汗をかくと、その汗が蒸発するときに体の熱が空気中に放散され体温が下がります。
しかし、湿度が高いと汗が蒸発せず、体の熱が空気中に放散できないため体温が下がらなくなってしまいます。
その結果、体内に熱がこもり熱中症を引き起こすことになります。
さらに梅雨型熱中症になる原因として挙げられるのが水分補給の遅れです。
しずおか葵の森クリニック 古川敬芳院長:
「湿度が高いと喉が渇きにくい。本当に暑い時は通常まずは喉が渇いてくるので水を飲むと思うが、湿度が高いと喉の渇きが分かりにくく、ついつい水分を取るのが遅れてしまう」
しずおか葵の森クリニック 古川敬芳院長:
「喉が渇くのを待たなくても積極的に水分を取ることとエアコンなどで温度を下げる工夫を積極的にした方がいいと思う」