静岡県内は31日も猛暑日 連日の暑さで海水浴場にも異変が…
静岡県内は31日も各地で猛暑日となりました。連日の暑さで海の家でも異変が起きているようです
梅田航平記者:
「きょうも厳しい暑さとなっている浜松市中心部です。午前11時半のこちらの手元の気温計は39℃を超えていて、強い日差しに街ゆく方も多くが日傘をさし、汗を拭きながら歩いています。」
連日、「猛暑」が続く静岡県内。
31日も県西部を中心に気温が上がりました。
浜松では、午前6時には30℃を超え、午前10時前には35℃を超えました。
最高気温は38.0℃となり、5日連続の猛暑日となりました。
街録:
「毎日ドライヤーの風を浴びているみたいな感じ」
街録:
「灼熱の地獄じゃないけど、灼熱の暑さですね」
31日の県内は、佐久間で38.2℃、静岡と三島で35.7℃など県内6地点で、猛暑日となりました。
静波海水浴場では
連日の暑さによって、こんな場所でも“異変”が・・・。
大場 舞桜アナウンサー:
「牧之原市の静波海水浴場です。日差しが降り注ぎ、風も吹いていて気持ちいいです。
海を見てみますと、夏休み中ということもあって人が泳いでいるんですが、それほど多くはありません。」
夏のレジャーの大定番、海水浴場。
夏休みのシーズンに入ったこともあり、通常であれば多くの人で賑わうこの場所ですが、海の家から聞こえてきたのは「喜びの声」ではなく「悲鳴」でした。
海の家かもめ 大井一矢さん:
「平年だったらお客さんはこの時期 平日でも200人以上は入っているが、きょうは見ての通り半分以下しか入っていない。」
お客さんが激減した背景にあるのが「暑さ」です。
海の家かもめ 大井一矢さん:
「本来は、天気がいい、台風が直撃が来てない、暑いといったら、本当に海水浴場日和と言いたいところだが、限度を超えて暑すぎる」
実際、山梨県から毎年遊びに来ているというこちらのグループも、異変を感じているようです。
Q.去年などと比べて人の数はどう?
父)「ちょっと少なくなっている気がする」
Q.今年はどんな暑さ?
父)「芯から体が受け付けない暑さ」
Q.(子どもに質問)海楽しい?
(うなずく)
本来は書き入れ時となるはずなのに、閑古鳥が鳴く海の家。
その影響は、厨房でも・・・。
海の家かもめ 大井一矢さん
「普段はこっちの大きい寸胴で、たくさん作るが、きょうはお客さんが少ないので、小さめの寸胴で。ただ、その日のお客さんの量によって、調整はしているが、残る時はどうしても残ってしまう。こればかりは、お客さん来てみないとわからないことなので難しい」
普段ラーメンは130人分ほど作れる大きい鍋を使用しているといいますが、現在は人が少ないため、およそ50人分の小さい鍋でつくっているそうです。
ただ、それでも残ってしまうこともあり、最終的には廃棄処分に。
経営にとっては大打撃です。
海の家としては、なんとか連日の暑さを見方につけたいところ。
涼しく休憩できることができることを知ってほしいそうです。
海の家かもめ 大井一矢さん
「海の家としては天気が良くて台風が来なくて、暑いってことは、すごくプラス要因として、受け止めて頑張ります。」