富士山が初冠雪 統計を開始した1894年以降観測史上最も遅い初冠雪
甲府地方気象台は7日、富士山の初冠雪を発表しました。観測史上最も遅い初冠雪です。
●栗田麻理アナウンサー:
「画面右手が静岡側、左手が山梨側です。静岡側に雪はありませんが山梨側は少し白くなっているところがあります」
7日静岡県側からは富士山の雪化粧した様子はほとんど見られませんでしたが、甲府地方気象台から富士山の初冠雪の発表がありました。平年より36日、2023年より33日遅く、統計を開始した1894年以降、過去130年で最も遅い観測です。これまで最も遅い初冠雪は、2016年の10月26日でした。
今年は雪が積もるほどのまとまった降水と気温の低下のタイミングが合わず、なかなか冠雪とはなりませんでした。また6日は静岡県側からは雪化粧した富士山が見えたものの、甲府からは見られず発表はありませんでした。