超豪華な観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」が静岡県内を横断 ツアー料金75万円~も満席
今週から静岡県内を周遊する「ザ・ロイヤルエクスプレス」。その値段、1人75万円から。豪華すぎる車内に潜入しました。
●栗田麻理アナウンサー:
「いま沼津駅のホームにザ・ロイヤルエクスプレスが入ってきました。ロイヤルブルーの車体がキラキラと輝いていて、何とも高級感を漂わせています。」
鉄道会社の東急が、JR東海とタッグを組んで、今週金曜日から運行される観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」。3日、その気になる車内が、報道公開されました。
●栗田麻理アナウンサー:
「よろしくお願いします。すごい!あっ組子細工が施されていて、こちらにはピアノですよ、そして幅が広いですね歩きやすいです、天井もきれいですね、360度美しいです。まさに豪華絢爛です」
「ザ・ロイヤルエクスプレス」は、もともと横浜駅と伊豆急下田駅の間を結ぶ観光列車として、2017年に運行を開始しました。
●栗田麻理アナウンサー:
「先頭車両の1号車です。ここからは運転席をのぞくことができます。何よりもこの窓なんですけども、ガラス窓ではなくて、組子細工で施されているので、より鮮明に見ることができます。鉄道ファンにはたまらないですよね」
今回のプランは3泊4日。1日目は、横浜駅を出発して、三島駅まで移動。専用バスに乗り換えて沼津市もしくは伊豆市の宿泊施設へ。
2日目は、沼津駅から新居町(あらいまち)駅まで移動します。8両編成の列車に乗客は、わずか30人。東海道を走りながら贅沢な空間を満喫できます。
3日目は、浜松駅から静岡駅に戻ります。久能山東照宮を参拝した後は、日本平ホテル(にっぽんだいらほてる)に宿泊です。
そして、最終日の4日目は、静岡駅を午前11時ごろに出発して横浜駅へ。
ツアーの料金は、宿泊先として選ぶ部屋のタイプによって変わりますが、3泊4日で、1人75万円から、最大82万円。まさに「ロイヤル」なプランです!
食事にもこだわりが…。大井川の伏流水で養殖された「幻のうなぎ」とも呼ばれる「共水(きょうすい)うなぎ」をメインにした、和食のフルコースなどが登場します。
●栗田麻理アナウンサー:
「いただきます、最高です、身がふっくらとしていて、とてもやわらかいです、おいしい」
静岡の風景や、食事を満喫できる、4日間のゴージャスな列車の旅。11月8日から12月16日まで、合わせて6回のツアーが予定されていますが、1人70万円以上する全ての日程、計180席が、すでに満席だということです。