【豪雨】車が浸水した人対象に無料で貸し出し 日本カーシェアリング協会「生活立て直しが少しでも楽になれば」 静岡・富士市
協会:「こちら鍵です。気を付けて行ってください」
利用者:「よろしくお願いします」
利用者:「よろしくお願いします」
静岡県富士市にある日本カーシェアリング協会静岡支部では、車の浸水被害を受けた人を対象に、乗用車や軽トラックを無償で貸し出すサービスを5日から開始しました。東日本大震災を機に宮城県で設立された日本カーシェアリング協会。全国で活動を行っていて、県内でも去年の台風15号の際には306件の貸し出しを行いました。
支援で活用されるのは、企業や団体から寄付された中古車。個人でも借りることができますが、団体でのレンタルも可能ということで、5日は静岡県社会福祉協議会の職員が車を借りに来ていました。
静岡県社会福祉協議会 漆畑友香さん:「今回の大雨の被害が非常に広範囲ということで、各地を県社会福祉協議会の職員が回っていくので、そのための車を、私たちが持っている公用車だけでは足りないので、2台お貸しいただいた」
日本カーシェアリング協会 西條里美事務局長:「自家用車が水没して通勤や買い物も行けなくてお困りの方もいると思う。生活の立て直しが少しでも楽になればいいなと思っている」
県内でも支援の輪が広がり始めています。