「ふるさと納税」したのに…誤って税金を控除せずに課税通知 原因は『自動読み取り装置』 静岡・袋井市
静岡県袋井市は、ふるさと納税をして市民税の控除を受けようとした市民18人に、誤って控除せずに課税通知したと発表しました。
袋井市が誤った課税通知を送付したのは、去年ふるさと納税をした市民18人で、総額88万円分です。市によりますと、本来ふるさと納税を行うことで控除される市民税の一部が、控除されずに通知されていて、それに気付いた市民が市に通報したことで発覚しました。
原因は、確定申告を自動読み取り装置でデータ化した際、読み込みがうまくできず、職員によるチェックも不十分だったということです。
袋井市は5日までに対象者の勤務先事業所に謝罪と説明を行い、12日までに正しい通知書を送付するとしています。
袋井市は「重く受け止め、複数の職員でダブルチェックを徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。