静岡・牧之原市などでの竜巻被害の発生から2週間 厳しい残暑の中、被災地では雨への備えが進む

静岡県牧之原市などでの竜巻被害の発生から19日で2週間です。厳しい残暑が続く中、被災地では雨への備えが進んでいます。
◆川崎記者:
「今日は9月18日、9月も後半ですが、曇っていても市役所前の温度計は午前中から30度を超えています」
9月も下旬に差し掛かろうとする中、まだまだ続く暑さ。18日の県内は静岡市で最高気温が33.9℃となるなど18の観測地点のうち14地点で30℃以上の真夏日を記録しました。
◆静岡市民 ( 70代女性):
「暑いですね。もう早く帰りたいです。昼間はもうとても無理です」
◆静岡市民 (20代男性):
「暑い日が続いていたのもあって、感覚がおかしくなってきている。もう勘弁してほしいです。もういいです」
ただ県内は明日以降、大気の状態が不安定に竜巻の被災地でも不安の声が聞こえてきます
発災から明日で2週間。その爪痕傷跡は未だ多く残っています。18日牧之原市では最高気温30.9℃(※15時時点)と残暑が続く中竜巻被害の復旧作業が続いています。こちらのお寺では来週から迎えるお彼岸の法要が例年通りできないといいます。
◆照国寺 加藤孝行住職:
「来年のお彼岸を目指して、その時にはきちんと今まで通りの法要ができるように、それを今目指して少しずつ片づけている」
明日からは大気の状態が不安定になる予報があり、住民は自宅の被災した屋根にブルーシートをかけるなどして備えを進めています。住民からは不安の声も・・・
◆住民:
「物置が2つあったが飛ばされてしまって。ブルーシートをかけたり、割れた窓に板を貼ったり応急処置をしたが、まだ雨漏りするんじゃないかという心配はありますね」
◆住民:
「雨、風が怖いよね。こういうものが飛んできそうで、隣の屋根の瓦とか飛んできそうで」