熱海市の土石流被害死者が4人に 安否未確認者の氏名公表へ
●ヘリ「熱海市の伊豆山上空です。いま映し出されているのが起点となった伊豆山第一配水池です。大きな陥没が見受けられます。原型をとどめていない住宅の数々、そしてその住宅の壁であったり、家具なども散らばっています」
熱海市の伊豆山地区の土石流被害からきょうで3日目。
発生から50時間以上が経過しています。
住宅およそ130軒を襲った土石流。
新たに鈴木チヨセさん(82)の死亡が確認されました。
これまでに23人が救助されていて、5日も新たに3人が救助されました。
救助されたのは80代の夫婦と年齢性別不明の1人で、高齢の夫婦にけがはありませんでしたが、残る1人が心肺停止の状態です。
熱海市は先ほど午後4時、この1人の死亡を発表し、これで土石流による死者は4人となりました。
また、現在80人の安否が確認できていません。
別荘の利用者が多いため居住実態が把握できず、確認が難航しているということです。
これを受け、県と市は安否が確認できていない人の名前を公表すると発表。
準備が出来次第、公表する方針です。