業者2社が土砂を搬入していた… 天竜区の土砂崩れ現場 盛り土造成を浜松市が断定

浜松市天竜区の土砂崩れについて市は午後、会見を開き崩落した起点に「盛り土」が造成されていたと断定しました。

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業者2社が土砂を搬入していた… 天竜区の土砂崩れ現場 盛り土造成を浜松市が断定

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 浜松市は9月、天竜区緑恵台で土砂崩れが発生した起点に少なくとも業者2社が土砂を搬入していたことを特定したとして、盛り土が造成されていたと断定しました。2社が土砂を搬入したのは2019年ごろから2022年4月までの間で、それぞれ10~20立方メートルずつ搬入したということです。土砂を持ち出した場所はわかっていません。
 また盛り土の土量は8000立方メートルで、そのうち3000立法メートルが9月の台風15号によって流出したことを明らかにしました。現場では降雨などによって最大で2000立方メートルの土砂が再び崩落する可能性があるとして、市は避難指示の対象を12世帯26人に拡大しています。
 市は第三者委員会設置の前段階として3日に庁内検討会を設置し、今後土砂崩れが発生した原因や市の対応に関して詳しく調べることにしています。