静岡市清水区の大規模断水…半数が解消 「違和感なく飲める」
静岡市清水区の大規模な断水は28日、3万1000軒で解消されました。住民に安堵が広がっています。
60代会社員:「飲んだ感じ、特に違和感なく飲めるかなという感じ」
静岡市清水区では区の8割に当たる延べおよそ6万5000軒で断水が起きていましたが、28日、巴川と興津ブロックのあわせて3万1000軒で飲料水の供給が可能となり、解消されました。
断水が起きてから営業していなかったラーメン店では、5日ぶりの営業に向け29日朝から仕込み作業をしていました。
らーめんまん 鷺坂知也店主:「(飲用水の供給が)正直こんな早いんだなと思って。自衛隊の皆さんとか、ボランティとか、役所の方とかの頑張りにすごく感謝ですよね。(客に)やっと始まったって喜んでもらえたらうれしい」
一方、現在も庵原北部ブロックなどのおよそ3万4000軒で飲用水の供給は断水は続いています。市は飲料水の供給が可能となる目安を庵原北部と三保ブロックであす30日、富士見ケ丘ブロックで来月2日としています。
また破損した水管橋の工事に着手し、来月5日までに全面復旧を目指すとしています。