不適切な保育が明らかになった問題で市民に謝罪 保育の質を強化するための研修を実施へ 静岡・裾野市

裾野市で7月、新たに不適切な保育が明らかになった問題で、23日の定例会見で幹部職員が市民に謝罪しました。

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不適切な保育が明らかになった問題で市民に謝罪 保育の質を強化するための研修を実施へ 静岡・裾野市

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裾野市 村田悠市長:
「それでは8月30日開会の裾野市議会9月定例会に提出を致します議案につきまして、ご説明を申し上げます」

 月に一度の裾野市定例会見。

 この間の裾野市の出来事と言えば、7月発覚した新たな不適切保育問題。

 裾野市立東保育園で女性保育士2人が、園児に大きな声や強い口調で指導したり、園児が描いた絵をばかにするような言動が確認されたほか、同じことを何度も問いただすといった不適切な保育が確認されました。

 裾野市では去年11月にも私立さくら保育園で園児への虐待が発覚し、市は再発防止を呼びかけていました。

 この一連の問題に市はきょうの定例会見で。

裾野市 健康福祉部 高梨恭部長:
「東保育園で不適切保育という事案が発生したということで、非常に保護者を始め、市民の皆様に保育に対して、不安感を生じさせてしまったということについては、非常に申し訳ないなという気持ちでいっぱい」

 市は対策として、幼稚園から東保育園へ保育支援を行ったり、担任を変更したほか、相談窓口を設置したということです。
 今後は市内の幼稚園や保育園の保育士に対し、保育の質を強化するための研修を実施していくとしています。