【袴田事件】支援者が再審公判の早期開始と有罪の立証を放棄するよう求める要望書を静岡地検に提出「無罪の立証をしてほしい」

いわゆる袴田事件の再審・裁判のやり直しをめぐり、支援者らが再審公判の早期開始を静岡地検に申し入れました。

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【袴田事件】支援者が再審公判の早期開始と有罪の立証を放棄するよう求める要望書を静岡地検に提出「無罪の立証をしてほしい」

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 18日午前、袴田さんの支援者14人が静岡地検を訪れ、再審公判の早期開始と有罪の立証を放棄するよう求める要請書を提出しました。

山崎俊樹さん:
「特に私たちが要請しているのは再審公判を早く開くように協力してほしいということ。無罪立証、無罪の立証をしてほしいということ、未開示証拠の開示ですね」

 支援者によりますと、申し入れはおよそ1時間に及び、対応した事務官は聞く姿勢を貫き「上司に伝えます」などと話したということです。

 袴田事件をめぐっては、裁判のやり直しが確定していて、10日に行われた三者協議で、検察は立証方針の決定までに3カ月必要との考えを示しました。

 これについて支援者らは、検察官が審理を遅らせる妨害行為と言わざるを得ないと強調。

 弁護団は立証方針を早期に示すよう、20日に東京高検に申し入れを行う方針です。

山崎俊樹さん:
「袴田さんの真実を、真実を裁判で確定したい未だにまだ死刑囚ですのでね」

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