モロッコ地震に遭遇 静岡県伊豆の国市山下正行市長が当時の状況を報告
モロッコで地震に遭遇した静岡県伊豆の国市の山下正行市長が帰国し、当時の状況を語りました。
伊豆の国市・山下正行市長:
「(時差ボケを防ぐため)睡眠導入剤を飲んで熟睡をしていた。8日に。そしたら横揺れがすごい、大きな横揺れが来まして飛び起きて」
北アフリカのモロッコ中部で日本時間の9日午前7時すぎに起きた地震。
地震の規模を表すマグニチュードは6.8。
多くの建物が倒壊するなどして、これまでに死者2900人あまり、けが人は5600人に上っています。
山下市長は、ユネスコの世界ジオパーク国際会議に出席するため、5泊6日の予定でモロッコのマラケシュのホテルに滞在していました。
伊豆の国市・山下正行市長:
「横揺れが激しくて、私が気が付いて1分続いたかどうかぐらい」
山下市長らは全員無事でホテルも被災は免れたということです。
山下市長:
「もし旧市街で古いホテル泊っていたら、物が落ちてきたり、あったかもしれないが(新しいホテルで)良かった」
伊豆の国市では12日から社会福祉協議会を通じて募金を呼びかけています。