かき入れ時に東京の緊急事態宣言…初めての週末に観光地の静岡・熱海市は
「東京に4度目の緊急事態宣言が出て初めての週末を迎えました。熱海駅前の商店街は、お昼時ではありますが、人出はさほど多くありません」
伊豆山地区以外では被害は出ていないものの、発災直後から熱海市全体で宿泊施設のキャンセルが相次ぐなど影響が出ていました。
ひもの店「だんだん悪くなっている…」
ひもの店 「いつもの週末に比べると、ちょっと少ないかなという感じはしますが、その辺は宣言の影響もあるかもしれませんね」
そう話すのは商店街でひもの店を経営する店主。それでも予想していたよりは、悪くはなかったといいます。
ひもの店
「もっと減るのかなと思ったんですけど、だけど自粛慣れというか、慣れてしまっている方もいるかもしれませんし、高齢の方でワクチンを打っている方もいらっしゃるので。『本当は首都圏を出ちゃいけないんだけど』なんて言うお客様もいらっしゃった」
宮崎アナ
「かき入れ時の7月、8月のタイミングで再び宣言が出るというのは、去年も7月はコロナ禍だったと思うのですが」
ひもの店
「だんだん悪くなってきているというのが正直なところですね。(いい)兆しが見えたかなという時に土石流があったり緊急事態宣言があったり重なってしまうと厳しいですよね」
首都圏からの観光客は…
首都圏からの観光客が大部分を占める熱海市。東京に緊急事態宣言が発令されていますが、訪れる観光客にも様々な思いが。
宮崎アナ
熱海の土石流のニュースは見た?
東京から 20代男性
「ちょっと心配で気にはなっていた。一応事前に調べて地形だとか、今回ちょっと離れている所なので大丈夫かと思いながら、後ろめたい気持ちもあったんですけど、正直」
東京から 10代男性
「こんな緊急事態だからこそ、皆で盛り上がりたいなと思って来ちゃいました。どんどん緊急事態宣言の回数が増えていくにつれて不安とかもなくなってきた」
東京から 20代女性
「元々予定を入れていたので迷ったんですけど、すみません来ちゃいました。本当に申し訳ありません。(宣言が)出ても出なくても、自分の生活はあまり変わらない。日頃からあんまり外出しない、飲食店いかない、引きこもるみたいな感じです」