J1再開 エスパルス課題は残るものの、勝ち点1をもぎ取る
3週間の中断期間を経て、9日J1が再開。エスパルスは、横浜Fマリノスと対戦しました。
中断期間中4人を補強した14位のエスパルスは、加入したばかりの20歳松岡を先発起用。7連勝中の2位マリノスをホームに迎えました。
その立ち上がり、エスパルスは左サイドでフリーキックを得ると、滝のボールをサンタナが頭で折り返し、最後は片山。片山の今季2点目で、エスパルスが先制します。
しかし39分、課題としているクロスボールからマリノスのマルコスジュニオールに決められ同点に追いつかれると、エンドが替わった後半2分にもゴールを許し、逆転されてしまいます。
ここでロティーナ監督は一気に3枚替え。攻撃的な西澤、後藤を入れて活性化を図ります。すると直後のフリーキック。西澤が直接ゴールを狙いますが惜しくも、キーパーに阻まれます。
迎えた15分、エスパルスは片山のロングボールから、後藤が粘ってマイボールにすると、サンタナのパスに抜け出した後藤がクロス、合わせたのは西沢!!クラブ生え抜き、西沢の今シーズン初ゴールで追いついたエスパルス。2位マリノスを相手に、勝ち点1をもぎ取りました。
西沢健太選手:「途中で出た後藤選手が、いい形で裏に抜けてくれて、後は決めるだけのいいボールを入れてくれたので、そこを落ちついて決められたのはすごい成長を実感できる瞬間でした」