天竜区での大雨による盛り土崩落災害での行政対応の妥当性について第三者委員会が報告書提出へ 浜松市
去年の台風15号で発生した浜松市天竜区の土砂崩れについて、行政対応の在り方を話し合う検証会が開かれました。
去年9月の台風15号による大雨の影響で、浜松市天竜区緑恵台では盛り土が崩落し、住宅3棟が損壊、3人がけがをしました。
盛り土をめぐる行政対応の妥当性について話し合う2回目の検証会が、23日午前、市の職員と第三者委員会のメンバーが出席して非公開で開かれました。
浜松市によりますと23日は今後検証すべき論点43件を、市が第三者委員会に提示しました。
また市民からの通報や相談を受けて市がどのような対応をしたかの事実確認や、県の土採取等規制条例や森林法など関連する法令について整理したということです。
今後第三者委員会が検証結果をまとめ、報告書を市に提出することが決まりました。
浜松市都市計画課 杉石秀和課長:
「どうしてこういう災害が起きたのかということについては、早期に報告書としてまとめていきたいと考えています」