静岡市のレンコン畑に「特定外来生物」カミツキガメ 人の指をかみちぎる危険も…市が注意を呼びかけ
静岡市葵区で「特定外来生物」に指定されているカミツキガメ1匹が捕獲されました。
静岡市によりますと、9日午前10時ころ、静岡市葵区の麻機遊水地南西のレンコン畑で農作業をしていた人からカミツキガメを発見したと通報があり、市が捕獲しました。
カミツキガメは全長15.6センチ、体重840グラムで、年齢は3歳前後とみられています。
北米から中米が原産のカミツキガメは、自然への影響が危惧される「特定外来生物」に指定されています。あごの力が非常に強く、人間の指をかみちぎってしまう危険もあり、市では「見慣れない大型のカメを発見した際は、絶対に手を出さず市に連絡してほしい」と呼び掛けています。
昨年度、麻機遊水地では2匹のカミツキガメが見つかっています。
(2月10日放送)