【新型コロナ／4月14日】静岡県1010人感染　7日連続で前週下回る　大規模接種会場はガラガラ

　自治体別の新規感染者数です。最も多かったのは静岡市で２３７人、次いで浜松市１４７人、御殿場市６０人、掛川市５９人、藤枝市で５５人などとなっています。県内ではあわせて１０１０人で先週木曜日と比べて５４人減少し、７日連続で前の週を下回りましたが２日連続で１０００人を越えています。正午時点での病床使用率は東部で２４．３パーセント、中部で２２．２パーセント、西部で９．９パーセント、県全体で１８．９パーセントとなっています。新たな死者やクラスターは確認されませんでした。

大規模接種会場はガラガラ

　今週月曜に開設された富士市の大規模接種会場です。１日に７２０人の接種枠を設けていますが、接種が始まる午前１０時を過ぎても会場はガラガラ。きょうの予約は２３人で、予約率はわずか３．２パーセントでした。県全体の３回目接種率は、おととい時点で４５．７パーセント、重症化リスクが高い６５歳以上の高齢者では８５．７パーセントとなりました。一方、２０代と３０代はいずれも２０％余りです。

静岡県新型コロナ対策推進課
鈴木孝典専門主査：「やっぱりそんな重症化しないのではないかとか、やはり打ったあとの副反応がちょっと怖いということを考えて接種を控える方がいらっしゃるのと、なかなか日程が合わないとか、これも一つの要因かと思います。もし仮にかかった場合に、高熱等の症状を抑えるという意味でも、ぜひワクチン接種を受けられる方はご検討いただければと思っております」