「接種券なしで打てます」 エッセンシャルワーカーの3回目接種スタート 静岡県の大規模接種会場
初日のきょうは1日で115人の予約
接種の様子:「ちょっとチクっとします。手の先に痺れはないですか?」
きょうから始まったエッセンシャルワーカーへの優先接種。対象は、医療・福祉・教育関連の従事者や警察官、消防職員です。
静岡市民
保育士(60代):「とても小さい子たちがいる保育園で子どもたちがマスクはできないので、換気とか消毒を先生たちが頑張っているがやはり心配」
Q:3回目を打つことができて安心した部分はあるか?
保育士:「そうですね。ほっとしました」
静岡市民
福祉施設勤務(50代):「障害のある方はどうしても抵抗力が少なかったり、コロナにかかってしまったら重症化する恐れがある方々の感染リスクがなるべくなくなるようにということで、早めにワクチン接種をしたいと常々思っていたのできょう受けさせていただいた」
1月31日に開設されたこちらの大規模会場。1日340人の予約枠に対して稼働率は1割ほどにとどまっていました。しかしきょうは115人の予約があり、そのうち73人がエッセンシャルワーカーだということです。
静岡県 新型コロナ対策推進課
塩津慎一課長:「オミクロン株が流行する中で施設でのクラスターとか、周りで陽性になる方が多く出ているので、皆さん危機感や感染防止への関心が非常に高いのかなと思っている。まだ手元に接種券が届く前で打ちたいのになって思っていた方が、県の予想以上に多かったのかなという感触は持っている」
接種券なしでスピーディーに
今回の優先接種の最大の特徴は”接種券がいらない”こと。きょう話を聞けた5人はいずれも静岡市民で、そのうち4人はまだ接種券が届いていませんでした。
Q:接種券なしで打てるようになったのは?
静岡市民
福祉施設勤務(50代):「いいですね。これまでの手続きと違って早くスピーディに、自分の選択肢が1つ増えたというか選択できるというのがすごく」
静岡市民
障害者施設勤務(50代):「(接種券を)待っていると3月以降になってしまうので、今まだ感染者がすごく多いのでありがたかった」
エッセンシャルワーカーへの優先接種は来月11日までですが、県は状況に応じて延長も検討することにしています。