街路樹に除草剤が使われた問題 ビッグモーターに240万円余りを請求 浜松市

ビッグモーターの浜松市の店舗前の街路樹に除草剤が使われた問題で、中野祐介市長は伐採にかかった費用として240万円あまりを請求したことを明らかにしました。

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街路樹に除草剤が使われた問題 ビッグモーターに240万円余りを請求 浜松市

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中野祐介市長:
「4店舗の店舗前の街路樹に関して、約246万円をビッグモーターに請求するということで、9月22日にビッグモーターにお支払いくださいということで伝えた」

 浜松市のビッグモーターの街路樹問題を巡っては、これまでに社内調査の中で、既に閉店している浜松柳通り店の元店長が、除草剤の散布を認めたことが明らかになっています。

 浜松市はこの店舗を含む4店舗で過去に街路樹を伐採しています。
 ビッグモーターは市に対し、除草剤の使用が判明した店舗以外も補償の意志を示したことから、市は4店舗分の経費を請求しました。

中野祐介市長:
「請求があれば因果関係はともかく、経費は支払うとのことなので、今回請求したわけだが、できるだけ速やかに支払いいただけるように調整したい」

 請求額は木の伐採の他、土壌の入れ替えを行った浜松東店で122万円、その他の3店舗ではそれぞれ、25万円から60万円あまりということです。

 この問題を巡っては静岡県の調査により、富士店でも除草剤の成分が検出。

 静岡県は警察への被害届を提出しましたが、浜松市は…。

中野祐介市長:
「(請求を)支払っていただければ損害はなくなるので、まずは支払いの状況をみて。今の時点では、被害届までは考えていない」

 支払い期限は10月12日です。