熱海市の土石流被災地の住宅に侵入し女性用の下着を盗んだ罪に問われた男に執行猶予付きの判決 静岡地裁沼津支部
静岡県熱海市の伊豆山地区の被災地で、住宅に侵入し女性用の下着を盗んだ男に、執行猶予付きの判決が言い渡されました。
判決によりますと静岡市清水区の被告(26)は、おととし8月熱海市伊豆山の土石流で被災した住宅に侵入し、女性用の下着などを盗んだほか、2018年と去年、静岡市清水区でも同様の犯行を繰り返しました。
28日の判決で地裁沼津支部の野澤晃一裁判官は「避難中の被災者の住宅を狙った犯行は、卑劣で悪質」などと指摘。
その一方で「被害者との間で示談が成立し、事実を認めている」とし懲役1年8カ月、保護観察付きの執行猶予3年を言い渡しました。