あきらめずに挑戦を…15歳で右足切断したパラ銅メダリスト 特別支援学校を訪問 静岡市清水区
パラリンピック銅メダリストの陸上・佐藤圭太選手が、静岡市清水区の特別支援学校を訪問しました。
リオパラリンピック陸上400メートルリレーで銅メダルを獲得した佐藤圭太選手は、清水特別支援学校の児童・生徒たちに拍手で出迎えられました。藤枝市出身の佐藤選手は、15歳のときに病気で右足を切断、リハビリの一環で陸上競技を始め、パラアスリートの道に進みました。
佐藤選手は児童・生徒たちにあきらめずいろいろなことに挑戦することや、自分の意思で物事を決めることが重要だと強調しました。
世界の舞台で戦う佐藤選手にこんな質問が…
生徒:「自分はうまくいかないときに、イライラしてしまうときがあるので、どうやったら気持ちをコントロールできるか 聞きたいです」
佐藤圭太選手:「イライラしている状況にいるなと、一歩引いてみる。自分を客観的に見ると、逆にコントロールできると思う」
子どもたちは佐藤選手と一緒に体を動かしながら、速く走るコツを教わり、メダリストとの交流を楽しんでいました。
生徒:「足をなくして挫折しようと思ったこともあると思うんですけど、それを乗り越えて、今の陸上をしていると思うとすごい人だなと思いました」
生徒:「きょう教わった手の振り方を意識しながら、もっと今より速く走れるようにしたい」