「タナベマスク」は公職選挙法違反? 製作費など静岡市への返還求める住民監査請求
1月、静岡市が高校生に市長の似顔絵入りのマスクを配ったことは公職選挙法違反に当たるとして、弁護士がマスクの製作費用を市に返すよう求める住民監査請求を起こしました。
先月下旬、感染症防止策として静岡市は市内の高校に1万9000人分の田辺市長の似顔絵入りのマスクを配りました。藤森克美弁護士はこの行為は、公職選挙法違反に当たり違法行為に基づく市の損害であるとして、市長と担当責任者にマスクの製作費など合わせて48万8千円余りを市に返還するよう求める住民監査請求を起こしました。
藤森弁護士は「来年の市長選が頭にあったのではないか」とコメントしました。