【決戦】静岡ダービー!槙野智章が掲げるキーマンは清水・乾貴士&磐田・山田大記。乾「ソレを達成したい」山田「ダービーを戦っている夢を見た」
明治安田生命J2第38節〔清水vs磐田〕アイスタ 7日14時
J1復帰をめざす静岡の両雄が激突する静岡ダービー。サッカー元日本代表の槙野智章が6日、静岡朝日テレビの「スポーツパラダイス」に出演し3位清水エスパルスと2位ジュビロ磐田のキーマンを語った。
清水エスパルスのキーマンは乾貴士選手
槙野「まず清水のキーマンは乾貴士選手です。乾選手はこれまで日本代表でも世界でも活躍してきましたが、セレッソ時代に大阪ダービーを、スペイン時代にはバスクダービーを経験しているのが心強い。前回対戦時にプレータイムが少し短かったので、ダービーにかける想いが強いと思いますし、やはり乾選手から繰り出されるパス、チームとしてシュートに持って行く力があるんじゃないかなと思います」
これは受け、清水エスパルスの乾貴士選手は「いろんなダービーをやってきましたが、自分にとってではなく、どちらかというとファンの人たちの方が意識していると思うので、その人たちのためにも勝たないといけない試合ということが自分の中での認識。(2位磐田との)直接対決が終わってからだと他力本願になるが、抜き返せるチャンスがある。5連勝すれば100%J1昇格なので“ソレ”を達成したい」
ジュビロ磐田のキーマンは山田大記選手
対するジュビロ磐田のキーマンを槙野さんは前節ゴールを決めた山田大記選手をあげました。
「山田選手はジュビロ在籍歴も長いですし、静岡ダービーをよく知っているベテラン。けがから帰ってきて前節もすばらしいゴールを決めました、チームを引っ張ってくれている。ゴールだけじゃなくて、アシストもそうですし、いろんなところでしっかり存在感出してほしい」
一方、ジュビロ磐田の山田大記選手は「その後の試合やシーズンの流れにすごく大きな影響を与えるのがダービーの勝敗。(4日に)ちょうどダービーを戦っている夢を見た。試合の数日前にそういう夢を見ることはなかなかないので、まずは特別意識しないで淡々とやろうとは思っているが、潜在的なところではかなり意識してスイッチが入っているのかなと、朝、目が覚めて思いました。スタジアムがオレンジ一色の中、勝てば最高に気持ちいい」
清水エスパルス乾貴士とジュビロ磐田の山田大記。 チームの柱となっている両ベテランがこの大一番でどんなインパクトを残すのか。大注目の一戦です。
(静岡朝日テレビ「スポーツパラダイス」10月6日放送)