国の聴聞に出頭せず…ビッグモーター浜松南店、来週にも処分確定か 民間検査場の資格取り消しなど検討

 中古車販売大手「ビッグモーター」の保険金水増し請求問題を巡り、浜松南店が国交省による聴聞に出頭しなかったことがわかりました。早ければ来週にも処分が確定します。

 浜松南店は、7月に国交省が行った立ち入り検査で、車検の一部が行われていなかったことや、整備に関する検査でも虚偽の記載があったことなどが発覚。違反点数が検査に入った34店舗で最も高い1万3584点に達していました。

 これを受け、国交省は20日午前、浜松南店に対し、事業者側から言い分を聞く「聴聞」を実施しましたが、ビッグモーター側は出頭しませんでした。国交省は、浜松南店に対し、最も重い処分にあたる民間検査場としての資格の取り消しと整備事業の60日間停止、検査員の解任命令を出すことを検討していて、早ければ来週にも34店舗一斉に処分を行う見通しです。