工事費12億円は業者に請求…県が不適切盛り土撤去の行政代執行を30日着手 静岡市
静岡市の山間部、杉尾地区の不適切な盛り土について、県は、土砂を撤去する行政代執行に30日から着手すると発表しました。
葵区杉尾地区の不適切な盛り土を巡っては、10月中旬、業者が県に原状回復に向けた計画書を提出していましたが、県は、「内容が不十分」だとして行政代執行の方針を固めていました。
県は、業者に16日付で代執行を通知し、30日から土砂の撤去を開始すると発表しました。およそ12億円と想定される工事費は、県が業者に請求する方針で、土砂の撤去は2025年12月26日までに完了させる見通しです。