「安全管理徹底して祭事実施を」…山車横転19人死傷事故で山下市長 静岡・伊豆の国市
静岡県伊豆の国市で山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故を受け、市は安全管理の徹底を関係者に要請した事を明らかにしました。
3日、伊豆の国市で祭りの山車が横転し、72歳の男性が死亡したほか、子どもを含む18人が重軽傷を負いました。
捜査関係者によりますと、警察は14日の検証で山車に転倒したときにできたとみられる歪みはあったものの、構造上の問題はなかった事を確認したということです。
静岡・伊豆の国市 山下正行市長:「亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますと共に、けがをされた方全員の、一日も早い回復
をお祈り申し上げます。本当に悲しくて残念でならない」
20日の定例会見で、伊豆の国市の山下正行市長はこのように述べ、さらに10日付で52地区の区長宛に、安全管理を徹底する書面を送り、「安全管理の再確認」と祭事などを自粛することがないよう、「地域活動の継続をお願いした」ことを明らかにしました。
静岡・伊豆の国市 山下正行市長:「二度とこのような事故が起きる事がないように、祭典実行委員会を中心に再発防止策をまとめて、安全対策に万全を期して今後、例大祭等が実施されることを願っている所でございます」