清水エスパルス プレーオフ決勝進出決める J1復帰まであと1勝
J1昇格に向けてあと1勝に迫りました。J1昇格の残り1枠をかけたプレーオフ準決勝。
清水エスパルスは苦しみながらも決勝進出を決めました。
スタンドにはサポーターが掲げた「再起」のメッセージ。
ホームアイスタに5位山形を迎えた4位のエスパルスは
リーグ戦で上位のため引き分け以上で決勝進出が決まります。
リーグ戦全試合にフル出場してきたゴールキーパー権田が、コンディション不良で欠場の中、立ち上がりから山形に押し込まれる展開に。
ここで存在感を見せたのが大一番に抜擢された大久保。
6月のカップ戦以来の公式戦出場ですが、前半6分、山形の連続シュートにもビックセーブを連発。
立て続けのピンチを防ぎます。
するとエスパルスは12分山原からのパスを受けた乾がこの位置からミドルシュート。
しかしキーパーに阻まれます。
19分、元エスパルスの山形・後藤にシュートを許しますがここも大久保がセーブ。
ピンチをしのぎます。
32分、エスパルスは左サイド中山のクロスから乾の左足!
42分には中山の守備からサンタナ!
しかし、決めきることができません。
0対0のまま迎えた後半23分、途中出場の
カルリーニョスが自陣から1人で前に運び
・・・シュート!
惜しくもポストに阻まれます。
41分にはコーナーキックからゴール前の原!
さらに終了間際には途中出場の北川。
カーブを描いたシュートはクロスバー。
エスパルスは1点が遠かったものの
最後まで山形にゴールを許さず。
引き分けでプレーオフ決勝進出を果たしました。
秋葉監督:
「こういう我慢強さ、忍耐強さ実はすごく難しいゲームの中選手達は90分間本当にゲームをコントロールしてくれましたし、素晴らしいマネージメントをしてくれたと思っています。あと一つ必ず勝って、もう一度戻るべく場所に戻りたいなと思っています」
大久保選手:
「自分ができることそれを出せば良い結果がついてくることを信じて臨みました。もう1試合だけ力を貸してください。みんなで昇格しましょう」
きのう行われたもう1試合の準決勝は、リーグ3位の東京ヴェルディが6位のジェフ千葉を2対1で破り決勝進出。
J1復帰をかけた東京ヴェルディとの決勝は12月2日土曜日舞台は国立競技場です。
相手がリーグ戦上位のため、エスパルスが昇格するには
勝ちが絶対条件です。