今年は6代家宣、7代家継、14代家茂…江戸幕府の将軍の甲冑をまつる御具足祭 静岡市駿河区 久能山東照宮

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 静岡市駿河区の久能山東照宮で、江戸幕府の将軍の甲冑を社殿にまつる御具足祭が行われました。

堀優奈アナウンサー:「青空の中、ピンク色の梅の花が綺麗に咲いています。そんな中、久能山東照宮では御具足祭が開催されています」

 先祖から伝わる甲冑=よろいかぶとに餅を供えた武家の風習に基づき、平和を祈願する久能山東照宮の御具足祭は、明治に入り中断されていましたが、昭和40年の350年祭を機に再開されました。

 付属の博物館が所蔵する歴代将軍の甲冑の中から、状態の良いものを3つ選んで社殿に祀っています。今年飾られたのは、
6代将軍家宣、7代家継、14代家茂の甲冑。他にも、紅白重ね餅や橙、串柿などの縁起物が飾られました。

権禰宜 竹上政崇さん:「境内の方にも、梅・桜と大変美しい花が順番に咲いておりますので、時期的にもよろしいですし、この時期の特別な甲冑をご覧いただけるというところは、本当に魅力的なところだと思います」

 歴代将軍の甲冑が飾られるのは18日までで、17日は春季大祭が行われるということです。