家庭ごみ有料化条例が可決…45リットルのごみ袋が10円⇒45円に 浜松市

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 浜松市が進めている家庭ごみ有料化に関連する条例改正案が、浜松市議会2月定例会で採決され、賛成多数で可決しました。

 浜松市はごみの減量や公正な処理などを目的に、実施時期を未定として家庭ごみの有料化を進めています。市議会2月定例会最終日の22日、これに関連した条例の改正案採決の前に、3つの会派のトップが反対討論を行いました。その中で「物価高騰が続く中、市民に大幅な負担を押し付ける」などと主張しました。

 しかし、採決の結果、賛成多数で改正案は可決されました。これで現在1枚10円前後で販売されている45リットルの指定ごみ袋は、ごみ処理手数料として1リットル当たり1円分が徴収される45円になります。

 浜松市は具体的な実施時期は社会情勢やごみ減量の状況を考慮しながら、最長で2028年度まで検討する方針です。実際に有料化が決まったあとも、1年程度の猶予があるということです。