富士山噴火の危険が高まったらどうする…避難行動マップを各世帯に配布へ 静岡・富士宮市
静岡県富士宮市は、富士山噴火の危険が高まった場合の避難行動マップを、4月から各世帯に配布することを決めました。
富士山噴火を巡っては、3年前に国や火山の専門家、静岡・山梨・神奈川の3県などで作る協議会でハザードマップが改訂されました。これを受け作られた避難行動マップについて、26日の富士宮市の防災会議で説明されました。避難行動マップには、緊急性に応じた6つの避難対象エリアが色別に示され、避難行動の時期についても「噴火前」「噴火後」に分けられています。そして、渋滞などの混乱を避けるために緊急性の高いエリアを除き、原則、徒歩で避難するなど避難の方法や非常持ち出し品のリストなどが紹介されています。
富士宮市危機管理局 和田圭司局長:「事前にしっかりと備えることが大事」
避難行動マップは、4月から各世帯に配布される予定です。