「逃げる場所が分かりやすい!」 避難ルートの目印になるテープを使った避難訓練 静岡県三島市の小学校
避難ルートに「ハルルート」と呼ばれる目印のテープを張り、その効果を検証する避難訓練が、静岡県三島市立東小学校で行われました。
避難訓練は授業中に給食室から火災が発生したことを想定して行われ、およそ300人の全校児童が参加しました。
訓練で使用したハルルートは、卒業生でデザイナーの橋本明花さんが、災害時に避難ルートの目印になるよう考案しました。
デザイナー橋本明花さん:
「小学校低学年が集団で避難するのが難しいと思うので避難誘導テープが少しでも役に立てれば嬉しいなと感じています」
児童たちは避難ルートに張られた「ハルルート」に沿って運動場に避難しました。
参加した児童:
「分かりやすくてすぐ避難ができるようになっていて、安心して下に下りることが出来ました」
参加した児童:
「逃げるところがすごくわかりやすくて逃げやすかった」
ハルルートがあることで避難にどのような影響があったか、今後、教師と児童の視点で検証する、ということです。