静岡県知事選 大村慎一氏を自民静岡支部が推薦 浜松市の自民党はどうなる?
自民党静岡市議団と静岡市内4つの支部は、知事選挙で元副知事の大村慎一氏に推薦状を手渡しました。
19日、大村慎一氏の姿は、静岡市議会の自民党市議団の部屋にありました。
自民党県連の推薦は18日に内定しましたが正式に決定するのは22日です。
しかし、県連の推薦が正式に決まる前に、大村氏の地元・静岡市の自民党が推薦を決め、19日、推薦状を手渡したのです。
自民党静岡市議団 鈴木和彦会長:
「推薦状、大村慎一殿、本日、静岡県知事選挙に際し、貴殿を推薦し、必勝を期して支援をいたします。令和6年4月19日、自由民主党静岡市議会議員団会長鈴木和彦。頑張って」
大村氏:
「ありがとうございます。全力で頑張ります」
静岡市の清水支部、由比支部、蒲原支部も推薦状を渡しました。
地元・静岡市の自民党からの支援に大村氏は…。
大村氏:
「政治のエネルギーというものをすごく感じます。こういうエネルギーがほとばしる形で頑張っていかなければいけない」
ただ、浜松市の自民党では鈴木氏を支援する動きがあります。
大村氏:
「私はオール静岡の『県民党』と言っておりますので、そういう意味でも各地域からご支持を得ていただきたい」
このあと、場所を移して、旧静岡市の静岡支部からも推薦状を受け取りました。
県連に先んじた静岡市の推薦決定。今回の動きのキーマンとされているのが、自民党静岡市議団の鈴木和彦(すずき・かずひこ)会長です。
自民党静岡市議団 鈴木和彦会長:
「やっぱり静岡に対する思いがね、あの人すごくあると。もうやっぱそれに静岡が応えなきゃねって思います」
Q 浜松市の自民党とで意見が割れてますが?
「浜松も仲良しなもんでね。僕らも政令市で。行ったり来たりしているんですから。こうなるとしょうがない」