公明党は自主投票 静岡県知事選 衆院3補選自民党全敗は「知事選にも影響が…」
5月9日告示、26日投開票の静岡県知事選挙について、公明党静岡県本部は会見を開き、党として自主投票を決めたことを発表しました。
公明党県本部・蓮池章平代表代行:
「県本部の上申通り、この知事選について自主投票とさせていただくことにいたしました」
知事選には、現在、元副知事で自民党県連が推薦する大村慎一氏(60)と前浜松市長で立憲民主党・国民民主党が推薦する鈴木康友氏(66)、共産党公認の森大介氏(55)の3人が立候補を表明しています。
公明党県本部は、このうち大村氏と鈴木氏から推薦依頼を受けていましたが、党本部の常任役員会などを経て30日午前、自主投票の方針を決定したということです。
公明党県本部・蓮池章平代表代行:
「やはり地域の差もあります。それからこれまでの人間関係、それぞれの地域での関係性、こういったことでやはり一つに集約することができなかったというのは現実でございます」
蓮池代表代行は所属議員が立候補を表明している候補者の応援を表立ってすることは基本的にはないとしました。
また、28日、投開票が行われた衆院3補選で自民党が全敗したことによる知事選への影響についても言及しました。
公明党県本部・蓮池章平代表代行:
「やはりこれは自民党に対する批判もあるというふうに思いますし、大きな逆風が吹いていることは事実だと思います。逆風の中でやはり影響が出てくると思う」