JR東海 静岡地区に18年ぶりに新型車両投入 快適な通勤実現する? 

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 JR東海は来月から導入する新型の通勤車両を公開しました。静岡地区としては18年ぶりの新車投入で、車両内には様々な工夫が施されています。

和田佳代子記者:
「天井が高く、床の色もグラデーションになっているため解放感があり、広々としているように感じます。そして、防犯カメラが一両につき五台設置されているということで、セキュリティ対策もバッチリです」

 公開されたのは新型通勤電車「315系」。およそ30年間走ってきた211系の老朽化に伴い、より快適に利用してもらおうと新しい車両に交換します。

 静岡地区では18年ぶりに新型車両の投入で、6月1日から、通勤電車として順次走り始めます。

 全車両に車椅子のスペースがあり、車椅子対応のトイレも一カ所設けられるなどバリアフリーの設備が充実しています。

 また異常時の迅速な対応や事件などへの対策として1車両につき5つの防犯カメラを設置し、セキュリティーも強化されています。

 ほかにも211系と比べると、およそ35%の電力消費量(CO2排出量)低減を実現するなど地球にも優しい作りになっています。

静岡支社 運輸営業部 運用車両課 大道正彦担当課長:
「315系を静岡地区のみなさんにご利用いただけるようになるということに関して非常に嬉しさと感慨深さを感じている。より快適にそして安心してお客様の皆様にご利用いただける車両になってる6月の営業開始お楽しみいただけたら幸い」

 6月からいよいよ走り出す新型通勤車両の315系。時代に合った車両で快適な移動空間を届けます。