静岡鉄道で新型車両の出発式大勢の鉄道ファンが集結 静岡市

静岡市を走る静岡鉄道で新型車両の出発式が行われました。

林輝彦アナウンサー:
「新型車両が到着する30分前なんですが、新静岡駅にはすでに多くのファンが訪れています」

 静岡鉄道の新静岡駅で行われた出発式には、大勢の鉄道ファンが集まりました。

 新型車両を写真に収めようとシャッター音が駅構内に響きました。

林輝彦アナウンサー:
「新型車両が新静岡駅に到着しました。真新しい車内を多くのファンが見たり写真を撮ったりしています」

7歳の男の子:
「座りやすい。かっこいい」

 新型車両は2016年から順次導入されていて、23日が最後の導入です。

 これまで運行されてきた車両より、安全性や省エネ性能、ユニバーサルデザインなどの面で進化しているといいます。

 2017年に全国の鉄道愛好家の団体「鉄道友の会」の優秀賞を受賞している新型車両。

 24日から運行を始めます。

 また、23日は6月末にラストランを迎える、これまでの車両で使用されていた部品の販売も行われました。

4歳の男の子:
「つり革。いい感じ。かけたい時が来たらかける」
 
 この収益は能登半島復興のために寄付されるということです。