伝統文化を守るために「雛のつるし飾り」製作体験教室

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地域の伝統文化を守ろうと、静岡県東伊豆町で雛のつるし飾りを制作する体験教室が開かれています。

 「雛のつるし飾り」は江戸時代から伝わる稲取地区の風習で、女の子の初節句を祝い、健康と幸福を願って人形を作りつるして飾ります。

 この伝統を次世代につなげて行くために、体験教室は宿泊施設の従業員を対象に実施。

 初級は桃とほおずぎのキットを使って飾りを作ります。

 参加者たちは指導を受けながら黙々と布を縫っていき、60分から90分ほどかけて完成させていきました。ベトナムから来日し、去年から稲取のホテルで働く参加者は。

参加したヴ・ティ・フォンさん(29):
「結構難しかったですね。でも作りものは大好きだから、もっとやりたいと思います」

体験教室は初級だけでなく、中級と上級もあり、10月からは町民も対象に行っていく予定です。