20日に静岡市で安倍川花火大会が開催 シャトルバス取りやめで徒歩で会場に向かう人も…

 7月20日静岡市で開催された、安倍川花火大会。夏の夜空に大輪の花が咲き誇りました。

 花火大会当日の午前8時ごろ、天気に恵まれた会場には場所取りのためのシートがいくつも敷かれていました。

 20日の静岡市内の最高気温は38.9℃。体温を超える猛暑となりました。

● 三重県から (40代): 
Q.何時ごろからいる?
「7時半ごろから。風向きとか考慮しながら、場所を確定しようかなという相談をみんなでしている」

 厳しい暑さの中での開催となった安倍川花火大会ですが、今年は“アクセス”にも例年との“違い”が…。それが、シャトルバスです。

 毎年会場まではシャトルバスが運行されていましたが、今年は運転手の労働時間規制、いわゆる「2024年問題」によって人手不足となり、
運転手の確保ができないことから臨時のシャトルバスが取り止めに。混雑が予想されることから、警備員は去年の350人から今年は500人に増強されました。

 JR静岡駅ではタクシーを待つ人で長蛇の列が…。家族連れや浴衣を着た人たちなどが目立っていました。一方で、徒歩で会場に向かう人たちも…。

● 清水町から 子連れ家族
「初めて来ました。大変です」

● 兵庫県から ひとりで参加
「けっこういい運動になったかな。汗びっしょりです、着くまでに」

 日が沈み、迎えた午後7時30分。ディズニーのスペシャルドローンショーが始まりました。

 そして、いよいよ71回目の安倍川花火大会の幕開けです。

 色とりどりに静岡の夜空を彩る花火。日中の暑さも忘れてしまうかのような光景に、多くの来場者が魅了されました。

● 男女 静岡市民 20代:
男性「自分たちディズニーも好きなので、両方見られて楽しかった。」
Q.来年また2人で来たい? 
男性「はい」女性「来たいです。」

● 親子 島田市民40代 8才娘:
母「音楽付きのスターマインがすごく感動的だった」
Q.花火どうだった? 
娘「すごかった」

 1万5000発の花火が57万人の来場者を魅了しました。