プロ注目の右腕小船を擁する知徳VSノーシードからの快進撃聖隷クリストファー 高校野球選手権静岡大会

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プロ注目最速152キロの大型右腕・小船を擁する知徳はノーシードから勝ち上がってきた聖隷クリストファーと対戦しました。

 知徳は2回、ランナーを3塁に置いて7番の近藤。

 ここは聖隷のセンター、ジャコブソン・レイのファインプレーに阻まれます。

 その裏、小船はランナーを3塁に進められ打席は8番の福井。

 1塁線を破られ聖隷に1点を先制されます。

 1点ずつ取り合って迎えた5回、小船は2塁3塁のピンチで4番・渡部との対戦。

 ファーストゴロに打ち取りますがホームは刺せず。

 この回さらに1点を失います。

 知徳は6回、小船から原田にスイッチ。

 この回を3者凡退に抑えると、

 7回にはセカンドの伊藤大和!

 さらにショート辻村!

 バックも盛り立て守備から流れを作ります。

 すると直後の8回、3塁2塁のチャンスを作って、3番・菊地。

 聖隷2番手の高部がワイルドピッチ。

 1点を返します。

 そして2点差で迎えた9回、先頭の伊藤優成がヒットで出ると、杉本がフォアボールを選んで長打で同点のチャンスを作ります。

 ここでバッターは原田。

 最後は聖隷の1年生ピッチャー高部が踏ん張り、ゲームセット。

 大会屈指の右腕・小船はベスト8で姿を消しました。

知徳・小船翼投手:
「技術もそうですけど、人として成長できた高校生活だったかなと思います」