静岡県がアイスクリームの回収を命令 乳脂肪分が成分規格を下回る
静岡県富士宮市の「ミルクランド」が製造したアイスクリームに成分規格違反があったとして、県は一部商品の回収を命じました。
違反が確認されたのは、富士宮市のミルクランドが7月3日に製造した「牧之原緑茶」というカップに入ったアイスクリームです。
県によりますと、保健所が抜き打ちで検査をしたところ、商品の乳脂肪分が食品衛生法の成分規格8.0%を下回る7.8%でした。アイスクリームと表示するための成分が足りないものの、健康被害はないということです。
県はミルクランドに対し、既に販売された509個の商品について、6日付けで回収を命じました。
夏場は牛の体調により、牛乳に含まれる乳脂肪分が低くなる可能性もあることなどから、基準を下回ったとみられるということです。