静岡県内企業の9社に1社がカスハラの被害に 小売業が突出して割合が高く…
静岡県内企業の9社に1社が、カスタマーハラスメントの被害に遭っていることが民間の調査会社の調べでわかりました。
企業が顧客から過剰な要求を受けたり、商品やサービスに不当な言いがかりをつけられたりするカスタマーハラスメント。民間の調査会社・帝国データバンク静岡支店が県内企業を対象に調査したところ、9社に1社にあたる11%が直近1年間でカスハラ被害を受けたということです。
業界別にみると、小売りが50%と突出して高く、次いで不動産、サービスと続きました。企業からは「サービスが過剰になり、客側もそれを当然と受け止める傾向が強く、問題が起こりやすくなっている」との声が上がっているということです。