夏の熱海の風物詩 初島・熱海間団体競泳大会 小学生から元オリンピック選手まで25チーム75人が参加
静岡県熱海市では4日、夏の風物詩となっている初島・熱海間団体競泳大会が開かれ、小学生から元オリンピック選手まで多くの人が参加しました。
静岡商業高校:
「3位以内目指します」
熱海桜ケ丘スイミングクラブ(小学5年):
「かんばるぞ!」
大会には静岡県内のほか東京、神奈川などから25チームが出場。
3人一組で初島港をスタートし、12キロ先の熱海サンビーチを目指します。
水温28℃、波も穏やかでコンディションが良い中、選手たちは船で伴走する指揮者の指示や声援を受けながら、1列になって泳ぎます。
2012年のロンドンと2016年のリオ オリンピック・個人メドレーに出場した高橋美帆さんのチームは、初参加ながら好位置につけました。
優勝は、2時間を切った神奈川県水泳連盟が3連覇を達成。
元オリンピック選手・高橋さんたちは、4位でゴールしました。
2012ロンドン五輪選手・高橋美帆さん:
「すごい楽しかったです」
一方、県勢では3位以内を目指していた静岡商業高校が6位入賞。
地元・熱海の小学生たちは、トップに1時間近く離され最下位でしたが、見事完泳を果たしました。
熱海桜ケ丘スイミングクラブ 水野翔貴さん(小5):
「置いていかれたけど、仲間の声で行けました」
今年は途中棄権はなく、25チーム75人が完泳していました。