児童や生徒のストレスを診断するシステム「こころのリスク診断」 静岡大学とKENTEMが開発
子どもの生活習慣やストレス状況を測る新たなシステムが産学共同で開発されました。
「こころのリスク診断」は、静岡大学と富士市のKENTEMが共同で開発したWEBサービスで、児童や生徒が簡単なアンケートに答えることで、生活習慣やストレス状況を知ることができます。
生活習慣をクラス全体と比較したり、悩みに対し高校生や大学生がアドバイスする機能を活用したりすることで、児童や生徒自らがリスクに対応する力を育てることが狙いです。
●静岡大学教育学部 塩田真吾准教授:
「先生がやりなさいと管理するのではなくて、うまく自分がストレスと付き合っていく自分がそれをやっていこうと思えるような使い方をしてもらえればいいと思っている」
「こころのリスク診断」は9月から県内の学校で実証実験を重ね、2025年度の運用開始を目指すということです。